文芸漫談 番外公演in長岡
2024年3月16日(土)



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文芸漫談とは?

この企画は、いとうせいこうと奥泉光が、小説の面白さを、笑いを取りながら伝えたいと、漫談形式で始めた文学ライブです。 芥川賞作家と稀代の仕掛人が捨て身でおくる、漫談スタイルの超ブンガク実践講座。 小説の書き方・読み方がクスクスわかる?かも!

作家・クリエーターとして活躍する“いとうせいこう”と、芥川賞作家であり大学教授の“奥泉光”が、『文芸漫談』なる耳馴染みのない公演を、年3回のシリーズで行っている。
内容、構成はいたってシンプルで、文学作品を題材にし、笑いを盛り込み、二人で作品を語っていく、漫談形式のトークショーです。
同類のトークショーのように、作品への理解を与えることにこそ違いはないのですが、そこに、博学がユーモアをまとったような二人の『笑い』が入ることにより、お客さまの興味をより深いところまで誘い、“豊かな文学”になるのでは、との試みです。

Vol.53●2023年11月24日(金)●大江健三郎『水死』

    料 金■前売・当日:3,000円 全席指定席
        諸経費高騰のため入場料を値上げいたしました。
        ご理解のほど宜しくお願い致します。
    開 場■19:00/開 演■19:30/終演予定■21:00
    会 場■北沢タウンホール TEL.03-5478-8006
        世田谷区北沢2-8-18

  公演は無事に終了しました。
  ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。

作品詳細

『水死』梗概

ノーベル賞作家が生涯をかけて模索してきた「父の水死」という主題をめぐる小説。終戦の夏、父はなぜ洪水の川に船出したのか?母の死後10年を経て、父の資料が詰め込まれている「赤革のトランク」が遺言によって引き渡されるのを機に、生涯の主題だった「水死小説」に取り組む作家・長江古義人(ちょうこうこぎと)。
そこに彼の作品を演劇化してきた劇団「穴居人(ザ・ケイヴ・マン)」の女優ウナイコが現れて協同作業を申し入れる・・・・・。

大江健三郎(オオエ ケンザブロウ) <1935年〜2023年> 

東京大学文学部仏文学科卒業。
大学在学中の1957年「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。
以後、1958年「飼育」で芥川賞。
1964年『個人的な体験』で新潮社文学賞。
1967年『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞。
1973年『洪水は我が魂に及び』で野間文芸賞。
1983年『「雨の木」を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛次郎賞。
1984年「河馬に噛まれる」で川端康成文学賞。
1990年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。
1994年ノーベル文学賞を受賞。

出演者プロフィール

いとうせいこう

1961 年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。作家、クリエーター。
『 ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
主な作品に『夢七日 夜を昼の國』『小 説禁止令に賛同する』『想像ラジオ』『存在しない小説』『鼻に挟み撃ち他三編』。 ノ ンフィクション・対談集に『「国境なき医師団」を見に行く』『ラブという薬』『今夜、笑い の数を数えましょう』などがある。
その他、舞台・音楽・テレビなどで活躍中。

公式HP=http://www.cubeinc.co.jp/ito/


奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/