BOOK MARK NAGYA 2010イベント
文芸漫談 in 名古屋

いとうせいこう奥泉 光
江戸川乱歩『人間椅子』

名古屋を中心とした書店、古書店、雑貨屋、カフェ、そして商店街を舞台に
本にまつわる様々なイベントやフェアが催される『ブックマークナゴヤ2010』に文芸漫談が出演!


芥川賞作家の奥泉光と、稀代の仕掛人いとうせいこうが、捨て身でおくる漫談スタイルの超ブンガク実践講座。
今回のお題は名古屋ゆかりの作家江戸川乱歩の『人間椅子』です。



ポスターはこちら

2010年4月4日(日)14時開場/14時30分開演

愛知県産業労働センター(ウィンクあいち)小ホール
(〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
TEL: 052-571-6131(受付 9:00〜20:00) FAX: 052-571-6132
<アクセス>
料金●1800円(全席自由

チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード616-787
YEBISU ART LABO FOR BOOKS、シマウマ書房、cesta、リブロ名古屋店でも
チケットを販売します。
お問合せ●シマウマ書房 052-783-8150

『人間椅子』のあらすじ

あなたに触れられるなら、死んでもいい
孤独な椅子職人が溺れた、怪しい快楽と、偏執的な愛

貧しい椅子職人は、世にも醜い容貌のせいで、常に孤独だった。
惨めな日々の中で思いつめた男は、納品前の大きな肘掛け椅子の中に身を潜める。
その椅子は、若く美しい夫人の住む立派な屋敷に運び込まれ・・・・・・。
椅子の皮一枚を隔てた、女体の感触に溺れる男の偏執的な愛を描く傑作中の傑作。
(角川文庫より)

<江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ)>
 (1894年10月21日〜1965年7月28日)

明治27年、三重県名賀郡名張町(現・名張市)に名賀郡役所書記の平井繁男・きくの長男として生まれる(本籍地は津市)。平井家は武士の家柄で、祖先は伊豆伊東(静岡県)の郷士だった。のちに津藩(三重県)の藤堂家に仕え、乱歩の祖父の代まで藤堂家の藩士として勤めつづけた。
2歳の頃父の転勤に伴い亀山町、翌年名古屋市に移る。小学生のころに母に読みきかされた菊池幽芳訳『秘中の秘』が、探偵小説に接した最初であった。中学では、押川春浪や黒岩涙香の小説を耽読した。旧制愛知県立第五中学校(現・愛知県立瑞陵高等学校)卒業後早稲田大学政治経済学部に入学した。卒業後、貿易会社社員や古本屋、夜鳴きソバ屋などの仕事を経る。
1923年(大正12年)、『新青年』に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。初期は欧米の探偵小説に強い影響を受けた本格探偵小説を送り出し、黎明期の日本探偵小説界に大きな足跡を残した。一方で岩田準一とともに研究していた衆道の少年愛や少女愛、草双紙、サディズムやグロテスク趣味などへの志向も強く、これを活かした通俗的探偵小説は昭和初年以降当時の一般大衆に歓迎されたが、反面、世間が乱歩の虚像を肥大化することを嫌い本格作品執筆の意欲は衰えた。海外作品にも通じ、翻案性の高い作品として『緑衣の鬼』、『三角館の恐怖』、『幽鬼の塔』等がある。また少年向けに、明智小五郎と小林少年をはじめとする少年探偵団が活躍する作品『怪人二十面相』等を多数発表した。その他、探偵小説に関する評論(『幻影城』など)でも知られる。
戦後は評論家、プロデューサーとして活動。経営困難に陥った探偵小説誌『宝石』の編集・経営に携わる。日本探偵作家クラブの創立と財団法人化に尽力。同クラブに寄付した私財100万円の使途として江戸川乱歩賞が制定され、同賞は第3回より長編推理小説の公募賞となる。