いとうせいこう×奥泉 光

三島由紀夫

『仮面の告白』

日時■2010年4月23日(金)19:00開場/19:30開演
料金■2,000円(全席自由)
会場■北沢タウンホール(TEL.03-5478-8006)世田谷区北沢2-8-18

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作品梗概

この小説は一人称の告白体の形式で、生い立ちから青年期までを描いていく自伝的小説になっている。
祖母を中心とした家族との関わり、学習院における同性愛経験と友人の妹との恋愛と裏切りなどの出来事が、戦前、戦後期の時代背景の中に描かれている。
当時、同性愛というテーマを扱ったことが話題を呼び、三島はこの作品で一躍有名作家となった。
ドストエフスキー作『カラマーゾフの兄弟』の文章を三島はこの小説の冒頭で引用している。

苦しい。彼の姿から目が離せない僕。そんな男の子の気持わかりますか?
「私は無益で精巧な一個の逆説だ。この小説はその生理学的証明である」と作者・三島由紀夫は言っている。
女性に対して不能であることを発見した青年は、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求し、“否定に呪われたナルシシズム”を読者の前にさらけだす。
三島由紀夫の文学的出発をなすばかりでなく、その後の生涯と、作家活動のすべてを予見し包含した、戦後日本文学の代表的名作。
(新潮文庫より)

●三島由紀夫(ミシマ・ユキオ) (1925-1970
 

東京生れ。本名、平岡公威。
1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。
1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。
1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。
ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読されてい
る。

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